サイバー犯罪とは【用語集詳細】
サイバー犯罪(Cyber Crime)は、コンピュータやインターネットを利用した犯罪行為です。情報セキュリティのCIA(機密性・完全性・可用性)を棄損する行為や、不正アクセス、フィッシング詐欺、マルウェアを用いた攻撃、オンライン詐欺などがサイバー犯罪に該当します。コンピュータ技術やサイバー攻撃は日々進化するため、研究開発のためのマルウェアの取得や作成、デュアルユースツール(攻撃ツール)の位置づけ、電子計算機の定義など、法律と現実の態様を整合させていく取り組みが日々進められています。
我が国には、刑法に規定されたサイバー犯罪として次のようなものがあります。
・不正アクセス罪
・通信の秘密侵害罪
・不正指令電磁的記録に関する罪
・電磁的記録不正作出等罪
・電磁的記録毀棄罪
・電子計算機損壊等業務妨害罪
・電子計算機使用等詐欺罪
・営業秘密侵害罪
・個人情報データベース等の提供等に関する罪
・私事性的画像記録公表等罪(リベンジポルノ)