コード・ケイビングとは【用語集詳細】
コード・ケイビング(Code Caving)は、実行ファイルにおけるプロセスメモリ内の未使用部分であるコード・ケイブに対し、不正なコードを挿入するインジェクション攻撃の1つです。
PEファイル内に存在するコード・ケイブを特定し、その空白領域にバックドアを挿入することにより、不正なコードを埋め込むことができます。
この場合、PEファイル全体のサイズは変化しないため、セキュリティ製品による検知を回避できる可能性が高まります。
PEファイルやELFファイルといった実行ファイル内のコード・ケイブを探知するツールとしてCode Minerなどがあります。