ワッセナー・アレンジメントとは【用語集詳細】

ワッセナー・アレンジメント(Wassenaar Arrangement)は、日本語では「通常兵器及び関連汎用品・技術の輸出管理に関するワッセナー・アレンジメント」といい、兵器や関連技術の輸出管理と、テロリストグループ等による兵器・技術の取得を防止することを目的とした協定です。
冷戦時代に運用されていた同様の輸出管理規定であるココム(対共産圏輸出統制委員会)が解消されたことに伴い、1996年にオランダのワッセナーにおいて体制が発足しました。
サイバーセキュリティに関連する輸出管理対象品目・技術としては、集積回路、半導体、コンピュータ、ケーブル、暗号装置等があります。
ワッセナー・アレンジメントには、米国、英国、日本、フランス、ドイツ、ロシア、カナダをはじめとして42か国が参加しています。