1. HOME
  2. SCS評価制度とは?
Overview of the Scheme

SCS評価制度(サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度)とは?

経済産業省が推進する、すべての企業を対象にセキュリティ対策レベルを「★」で評価・可視化する制度です。
委託先へのサイバー攻撃を起因とした事業の停止や情報漏えい、委託先を踏み台とした不正侵入といった、サプライチェーン全体のリスクを低減するとともに、取引先やパートナー企業が安心してビジネスを行えるよう、企業のセキュリティレベルを客観的に判断できるようにすることを目的としています。
国が共通の評価基準を示すことで、自社のリスク分析に基づく対策の検討が難しい中小企業にとって、特に活用の効果が大きいとされています。
2026年度末(2027年3月頃)には本格運用が開始される予定です。評価取得を目指す場合は、今のうちから準備に取り掛かることが推奨されます。

★5

現時点でのベストプラクティス。さらに目指すべき高度なレベル

評価方法:未確定(2026年度以降)
★4

包括的・標準的なセキュリティ対策。被害拡大防止やインシデント対応まで含む水準

評価方法:第三者機関による現地審査・技術検証
← まずはここを目指す ★3

基礎的な組織的対策とシステム防御策。すべてのサプライチェーン企業に求められる最低限のライン

評価方法:専門家確認付き自己評価(IPA台帳登録)
★1〜2 SECURITY ACTION

経営者・従業員への意識づけ

評価方法:自己宣言

※記載の情報は2026年7月時点のものであり、制度の内容は今後変更・更新される可能性があります。最新情報は経済産業省や独立行政法人情報処理推進機構(IPA)のホームページをご確認ください。

What's Required

SCS評価制度で具体的に求められる対策

評価基準は「NISTサイバーセキュリティフレームワーク2.0」をベースに、国内制度との調和を図って策定されており、全153項目におよぶ具体的な対策が求められます。
「ウイルス対策ソフトを導入しているから安心」というレベルでは、基準を満たすことはできません。

統治/GV ガバナンスの整備

セキュリティに関する社内ルールの策定・周知と、推進体制の整備、経営層への定期的な報告

統治/GV 取引先管理

取引先とのビジネス上の関係や機密情報の取扱いルールの明確化と、契約終了時の情報回収

識別/ID リスクの特定

情報機器・ネットワークの情報把握と、機密区分に応じた管理ルール、脆弱性管理体制の整備

防御/PR 攻撃などの防御

ID・アクセス権の管理と、教育・訓練、データの暗号化・バックアップなど多岐にわたる対策

検知/DE 攻撃などの検知

ネットワーク接続や機器の挙動の監視と、インシデントレベルに応じた対象範囲の明確化

対応/RS インシデントへの対応

セキュリティインシデントへの対応手順の整備と、対応体制の構築

復旧/RC インシデントからの復旧

事業継続の要件に沿った、事業上重要なシステムの復旧に必要な準備の整備

SCS評価制度への対応を確実に進めるために

自社IT資産を正しく把握・特定することが対応を確実に進めるうえでは重要です。
評価対象は「自社のIT基盤」が中心であり、すべての資産が対象になるわけではありません。

評価の対象になるもの

  • 業務用PC・スマートフォン
  • 自社管理のサーバー・ネットワーク機器
  • 外部クラウドサービス(SaaS・IaaS)

インターネット公開サーバー(自社Webサイト・メールサーバー等)は必須の評価対象です

評価の対象外

  • 制御システム(OT領域)
  • 自社が開発・提供する製品やサービス自体
  • ネットワーク非接続の独立機器

OTシステムが社内ITネットワークと接続している場合、その接続点は対象になり得ます

サポート期限が切れた古いPCなど、対応が難しい資産がある場合は、VLANやファイアウォールで評価対象のIT基盤から技術的に分離することで、例外的に対象外と認められるルールもあります。
まずは自社資産の棚卸しと、対応範囲の切り分けから始めることが重要です。

How We Help

SCS評価制度対応をSOMPO CYBER SECURITYが支援

評価基準が求める7つの大項目ごとに、最適なサービスをご用意しています。自社に不足している領域から、必要な対策をお選びください。

統治/GV ガバナンスの整備 組織の状況、役割、責任、権限、ポリシー、監督
統治/GV 取引先管理 取引先・委託先のセキュリティ状況の把握と、サプライチェーン全体のリスク管理
識別/ID リスクの特定 資産管理、脆弱性診断などによるリスクアセスメント

資産管理/MDM:LANSCOPE Endpoint Manager

コンサルティング:サイバーリスクアセスメント脆弱性診断ASM(CAAV

防御/PR 攻撃などの防御 アイデンティティ管理・認証・アクセス制御、意識向上とトレーニング、データセキュリティ、プラットフォームセキュリティ、技術インフラのレジリエンス

IDaaS:HENNGE

セキュリティ教育:標的型攻撃メール訓練サービス、セキュリオ

バックアップソリューション

資産管理/MDM:LANSCOPE Endpoint Manager

ログ管理:Logstorage、ALOG

メールセキュリティ

検知/DE 攻撃などの検知 継続的監視、有害事象の分析

検知サービス:SOMPO SOC、EDR/MDR/XDR

資産管理:LANSCOPE Endpoint Manager

対応/RS インシデントへの対応 インシデント管理
復旧/RC インシデントからの復旧 インシデント復旧計画の実行

コンサルティング:サイバーBCP策定支援

★取得に必要となる機能を廉価で提供

ガイドライン対応サポートアカデミー

SCS評価制度の★3・★4取得に必要な「知識」「進め方」「ツール」を、低価格かつ継続的にサポート。
専門コンサルタントが貴社のセキュリティ対策を伴走支援します。

サポートアカデミーの詳細はこちら

SCS評価制度への対応、まずはご相談ください

貴社の現状や課題に応じて、最適な対策方法をご提案します。お気軽にお問い合わせください。

Resources

サイバーセキュリティお役立ち資料のご紹介