%{FACEBOOKSCRIPT}%
  1. HOME
  2. サイバーセキュリティお役立ち情報
  3. 用語集
  4. ゼロデイとは【用語集詳細】

ゼロデイとは【用語集詳細】

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ゼロデイとは【用語集詳細】

脆弱性診断サービスゼロデイ(0-day, Zero Day)とは、ソフトウェアに見つかったセキュリティ上の欠陥(脆弱性)のなかでも、その情報が広く公表される前や、修正プログラムがリリースされる前の脆弱性のことを指します。
この欠陥のことを「ゼロデイ脆弱性」、また、この欠陥を利用し、修正パッチが公開される前のタイムラグをついたサイバー攻撃は「ゼロデイ攻撃」と呼ばれています。未知の脆弱性を悪用した攻撃のため、攻撃を完全に防ぐのは難しいことが課題です。

報道によれば、2022年に悪用された脆弱性50件超のうち、大半はGoogle、Microsoft、Appleという大きなシェアを持つ企業の製品を標的にしたものです。

国家が運営するサイバー部隊や情報機関は、攻撃兵器としてゼロデイ・エクスプロイトを収集し、またゼロデイ脆弱性を販売する企業から情報を買い取っています。
また、中華人民共和国は、国内企業やセキュリティ研究者に対し、ソフトウェアの脆弱性を発見した場合は公開せず当局に通報することを義務付けており、ゼロデイを武器化するための政策であると推測されています。

WannaCryNotPetyaが悪用するSMBプロトコル脆弱性は、元々米国家安全保障局(NSA)がサイバー攻撃用に保有していたものを、ロシア情報機関と推定されるハッカーグループが窃取しリークしたものです。



  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加