脅威モデリングとは【用語集詳細】
脅威モデリング(Threat Modeling)とは、情報資産や情報セキュリティのCIAを保護する観点から、脅威を特定・把握しその緩和策を検討するプロセスです。脅威モデリングはソフトウェア開発や脅威インテリジェンス活動の過程で用いられます。
セキュリティ対策を策定する場面や、ソフトウェアの設計、大規模な変更などに際し、潜在的な脅威に対応する上で有効なプロセスです。 脅威モデリングでは、対象となるシステムの特性、潜在的な攻撃者と脅威、攻撃手段を仮定し、分析を行います。
セキュリティの世界でよく用いられる脅威モデルには、Microsoft社が提唱したSTRIDEや、OCTAVE、PASTA、Trikeなどがあります。