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ジオフェンシングとは【用語集詳細】

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ジオフェンシングとは【用語集詳細】

脆弱性診断サービスジオフェンシング(Geofensing)とは、モバイル機器の位置情報を活用することで仮想の境界を作成し、その境界に基づいた機能やサービスを提供する概念です。GPS位置情報を用いて特定エリアに限定したマーケティングやサービスを展開するなど幅広く利用されています。
サイバーセキュリティの世界では、標的のスマートフォンから入手した位置情報に基づいてマルウェアの配送やペイロードのダウンロードを制限するといった行為が確認されています。
Android OSやiOSには、位置情報エリアに基づいてサービスを起動させるAPIが備わっており、攻撃者はこうした機能を活用することができます。
サイバー攻撃者は、検知や摘発を回避するために、マルウェアの発動や動作を特定エリア内に限定したり、あるいは位置情報に基づいてメッセージや広告の利用言語を変更したりします。

2022年にリリースされたChatGPTは、特定の国からのアクセスをジオフェンシングによって制限しています。

2023年4月、調査報道メディアThe Interceptは、米国ジョージア州軍(Georgian National Guard)が、ジオフェンシング技術を利用し、域内の公立学校近隣に位置するスマートフォンデバイスに対し、州兵募集の広告を表示させる入札計画を進めていることを明らかにしました。


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