ファイルハッシュとは【用語集詳細】


ハッシュあるいはメッセージダイジェストは、特定のデータに対し固有のハッシュ値を付与することで、識別を可能にする仕組みです。
ハッシュ関数をあるファイルに対して用いることで、固有のハッシュ値すなわちファイルハッシュを作成することができます。
ファイルハッシュの用途には、あるファイルが真正なものであることの検証や、マルウェア検知におけるIoCとしての利用などがあります。
なおMicrosoft Windowsには、CertUtilやFCIV(File Checksum Integrity Verifier)などのハッシュ作成・検証コマンドが備わっています。