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SSDFとは【用語集詳細】

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SSDFとは【用語集詳細】

脆弱性診断サービスSSDF(Secure Software Development Framework)は、米国国立標準技術研究所(NIST)が公開するNIST SP800-218に定義された、ソフトウェア開発におけるセキュリティ確保のための実践手法です。
BSAやOWASP、SAFECodeなどの団体が提供するソフトウェア開発に関するドキュメントを参考に、セキュリティに焦点を当てた開発のためのプラクティスを集約したものです。

SSDFが掲げるプラクティスは4つのグループに分けられます。
・組織整備:セキュアなソフトウェア開発のために組織の人員、手続き、技術を整備すること。
・ソフトウェア保護:ソフトウェアのコンポーネントを不正アクセスタンパリングから保護すること。
・セキュアなソフトウェアの生産:極力脆弱性を取り除いた状態でソフトウェアをリリースすること。
・脆弱性対応:ソフトウェアの脆弱性を特定し、これに適切に対応するとともに将来的に想定される脆弱性を未然防止すること。

SSDFは、NSAが主催するソフトウェアサプライチェーン防護に関するプロジェクトであるESFにおいても、実践すべき手法として参照されています。

2022年のSSDF最新バージョンは1.1であり、NISTは定期的なアップデートを予定しています。



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