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オープンセキュリティとは【用語集詳細】

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オープンセキュリティとは【用語集詳細】
脆弱性診断サービスオープンセキュリティ(Open Security)は、開発設計におけるセキュリティ思想の1つです。
この用語は、米国の政府系非営利団体であるIDA(Institute for Defense Analyses)から発刊されたDavid Wheeler氏のレポートにおいて詳しく説明されています。
オープンセキュリティはサイバーセキュリティを強化するためにOSS(オープンソース・ソフトウェア)を積極的に活用するという考え方です。OSSでは多数の開発者たちが協調しソフトウェアの脆弱性を修正し機能を強化するため、セキュリティの向上を期待することができます。
オープンセキュリティは、「隠ぺいによるセキュリティ」と対比させて、「協調によるセキュリティ」と考えることができます。
この思想は現在の情報通信技術でも広く採用されています。現代の主要な暗号アルゴリズムはほぼ全て公開されており、日々研究者によるテストや調査に耐えています。また、LinuxやAndroid OSなどはソースが公開されており、随時修正やバグ報告を受け付けることで脆弱性対応を行っています。
米国やEUで採用が検討されている、ソフトウェアコンポーネントの明確化を可能にするSBOMも、オープンセキュリティの考えに沿ったものです。

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