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OCSFとは【用語集詳細】

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OCSFとは【用語集詳細】

脆弱性診断サービスOCSF(Open Cybersecurity Schema Framework)は、米AWSやSplunk、Symantec、Broadcomなど複数のIT企業によって創設されたセキュリティ運用の統合プロジェクトです。
2022年にBlack Hat USAにて発表されました。

OCSFプロジェクトは、セキュリティベンダーや製品ごとに異なるデータを統合するためのオープンソース基準を提供することを目的としています。ストレージ形式や、データの収集・抽出・変換・読み込み(ETL)プロセスに依存しない、スキーマを提供します。
OCSFの導入・普及を通じて、セキュリティ運用者やデータサイエンティストによるデータ分析、あるいは脅威の特定・防護が容易になると期待されています。

OCSFはデータ型、属性辞書、分類法からなり、スキーマの定義はJSON形式で提供されています。
様々なベンダーの製品・サービスから送られるデータは、OCSFスキーマを通じて標準化され、統合されたログとして処理することが可能となります。
このようなデータの統合は特に、様々なセキュリティツールからの情報を集約し、脅威に対する検知・対応を行うXDRの運用にとって不可欠です。

OCSFプロジェクトはOCSFの位置づけを、攻撃者のTTPに関するフレームワークであるMITRE ATT&CKになぞらえています。



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