FIDO2とは【用語集詳細】

カテゴリ
用語集 
タグ
用語集  用語集:英数字記号  用語集:F  セキュリティ技術  規格・基準 

SOMPO CYBER SECURITY

B!

脆弱性診断サービス

FIDO2は、FIDOアライアンスが定めるパスワードレス認証の技術仕様です
公開鍵暗号を利用することにより、従来のパスワード認証や、SMSを用いた二段階認証よりもセキュアかつ利便性の高い認証を可能にします。

FIDO2は、W3Cが定めるWebAuthnおよびFIDOアライアンスのCTAP仕様の2要素によって構成されています。
WebAuthnはWebアプリケーションでFIDO認証を実現するAPIであり、CTAPは、WebAuthnを実装したブラウザおよびプラットフォームと、外部オーセンティケータ(認証器)との間の通信プロトコルです。

FIDO2認証では、認証器デバイスがペアとなる公開鍵秘密鍵を作成し、デバイスに秘密鍵を保管します。
Webアプリケーションにログインする際には、デバイスの秘密鍵と、Webアプリケーションが保有する公開鍵とを照合し認証を行います。認証器は通常、生体認証や物理的な鍵で保護されているため、多要素認証を実現しています。

FIDO2の技術仕様は、FIDO認証情報であるパスキーをサポートしています。



関連記事

脆弱性診断ツール「WEBスキャナー」の比較・検討プロセス

2021年7月 イスラエルにあるSOMPO Digital Lab Tel Aviv内に発足したサイバーチームが発信するニュースレターを紹介します。今回のニュースレターでは、Webアプリケーションスキャナーを比較・検討する際に、実際に用いた手順を紹介します。 Max Cohen@SOMPO Digital Lab Tel Aviv | 2024年2月 記事に関するご意見・お問い合わせはこちらへお寄...

脆弱性診断の計画前に読んでおきたい基礎知識

目次 はじめに 各セキュリティ診断サービスの対象範囲 実施するタイミング 診断の規模 優先度が高い対象 実施にかかる期間 はじめに ここ10年ほどで、企業のWEBサーバやWEBアプリケーションなどの脆弱性を狙ったサイバー攻撃が急増し、ここ数年は高止まり状態になっています。サイバー攻撃を自分事ととらえ、日ごろから対策をしっかりとっておくことが求められています。 このコラムでは、デジタル庁が出している...

【2024年3月末まで】脅威インテリジェンスレポートサービスのご案内

サイバー攻撃や不正アクセスを防ぐには、自組織に関連する脅威を特定し、対策に役立てることが効果的です。SOMPO CYBER SECURITYでは、2023年度末キャンペーンとして脅威インテリジェンスレポートサービスをご提供いたします。 記事に関するご意見・お問い合わせはこちらへお寄せください。(SOMPOホールディングス、損害保険ジャパンなどグループ各社へのお問い合わせはご遠慮下さい) 脅威インテ...

次世代アンチウイルスを深く知るガイド。おすすめ製品も紹介

本記事では、次世代アンチウイルス(NGAV)の概要、必要性等を解説し、また選定・運用のポイントおよびおすすめ製品について紹介します。 記事に関するご意見・お問い合わせはこちらへお寄せください。(SOMPOホールディングス、損害保険ジャパンなどグループ各社へのお問い合わせはご遠慮下さい) 目次 次世代アンチウイルスとは? 次世代アンチウイルスの必要性 次世代アンチウイルスが対象とする脅威とは 次世代...