【ブログ】脅威インテリジェンスでランサムウェア攻撃を防ぐ(6/27)
サイバー脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte | 2025年6月 ランサムウェアは2025年に急増しており、いかなる組織も絶対安全ではありません。2025年のCognyte脅威インテリジェンスレポートによると...
SOMPO CYBER SECURITY
Webスキミング(Web Skimming、ウェブスキミング)あるいはEスキミング、フォームジャッキング(Form Jacking)とは、オンラインショッピングサイト等のカード決済プロセスに対し悪意あるコードを挿入することにより、利用者のクレジットカード情報や個人情報を窃取し、攻撃者の設置したC2サーバー等にデータを転送するサイバー犯罪行為です。
現実世界のATM等で行われるスキミング行為と原理が似ていることからこの名称で呼ばれています。
オンライン決済サービスに対する攻撃として国内外問わず広く普及しており、多数の被害を発生させています。
攻撃のターゲットになる業界は、ショッピング、ゲーム等様々です。オンライン広告やWebアナリティクスなどを提供するベンダーも標的になるケースがあります。例えば、Webサイトの計測やマーケティングに用いられるGoogle Tag Managerが、攻撃者による悪性コード注入の対象になっていることが確認されています。
国内では、サードパーティが提供する決済システムへの攻撃を起点として、複数の企業が被害に遭う例が続出しています。
Webスキミングの兆候は、身に覚えのないカードの不正利用や、利用者に対するフィッシング攻撃の増加、Webサイト上のスクリプトの改ざんなどによって察知されます。
攻撃者が利用する手法には以下のようなものがあります。
また攻撃者は、カード情報を窃取する悪性コードを画像やMetaピクセルに埋め込み難読化したり、アンチ・デバッグ機能を付与したりといった検知回避策を行っています。
Webスキミング対応策としては、決済ソフトウェアのアップデートや、コードの完全性チェック、ログのモニタリング等が挙げられます。
著名な攻撃として、EコマースプラットフォームMagentoの脆弱性を狙ったMagecart攻撃がある他、広く利用されているWooCommerce、WordPressといったプラットフォームやCMSも攻撃のターゲットとなっています。
サイバー脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte | 2025年6月 ランサムウェアは2025年に急増しており、いかなる組織も絶対安全ではありません。2025年のCognyte脅威インテリジェンスレポートによると...
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皆さん、こんにちは。 SOMPO CYBER SECURITYで上級研究員を務めるマオール・シュワルツ(Maor Shwartz)です。 私は来日する以前から現在までの10年近く、軍(イスラエル国防軍8200部隊)と民間(インテリジェンスを扱う専門企業や機微な情報を持つ民間企業)の立場でインテリジェンス及びサイバーセキュリティに携わってきました。(私の詳細なプロフィールなどはこちらの過去記事をご覧...
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