【ブログ】脅威インテリジェンスでランサムウェア攻撃を防ぐ(6/27)
サイバー脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte | 2025年6月 ランサムウェアは2025年に急増しており、いかなる組織も絶対安全ではありません。2025年のCognyte脅威インテリジェンスレポートによると...
SOMPO CYBER SECURITY
RTM LockerあるいはRead The Manual RTM Lockerは、2023年に出現したランサムウェアであり、RaaSです。
当該ランサムウェアに関するレポートを公開したTrellix社、およびニュースメディアによれば、RTM Lockerは、当局からの追及や摘発を回避すること(fly below the radar)を重要視しており、旧ソ連諸国(CIS)の他、病院、新型コロナウイルスワクチン関連施設、重要インフラストラクチャ、法執行機関、有名企業等をターゲットから除外しています。
RTM Lockerはマルウェア解析を阻止するため、一度暗号化を行うとプログラムが自己消去されます。
脅威アクターは、このランサムウェアを無作為に拡散するのではなく、侵害した特定の標的に対し配送していると指摘されています。ターゲットのネットワークに侵入するために、フィッシング攻撃やマルスパム、脆弱性の悪用や、IABからのアクセス購入を行っていると考えられます。
近年のランサムウェア・グループと同様、VMWare ESXiサーバー上の仮想マシンをターゲットにするバージョンも出現しています。
サイバー脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte | 2025年6月 ランサムウェアは2025年に急増しており、いかなる組織も絶対安全ではありません。2025年のCognyte脅威インテリジェンスレポートによると...
当社が日本総代理店を務める脅威インテリジェンスベンダーのCognyte社による2025年版の脅威インテリジェンスレポートでは、ランサムウェア攻撃や昨今注目を集めている脆弱性の悪用、盗まれた認証情報の悪用などを含むサイバー脅威を分析しながら、世界的な脅威の傾向についての洞察を解説します。昨今の脅威状況の傾向に加え、推奨策や、今後予想されることについての洞察も記しています。サイバーセキュリティ業務に携...
サイバー脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte | 2025年5月 今日の急速に進化するデジタル環境では、孤立したハッカーや組織化されたサイバー犯罪グループから、イデオロギー的なハクティビストや国家支援の工作員...
皆さん、こんにちは。 SOMPO CYBER SECURITYで上級研究員を務めるマオール・シュワルツ(Maor Shwartz)です。 私は来日する以前から現在までの10年近く、軍(イスラエル国防軍8200部隊)と民間(インテリジェンスを扱う専門企業や機微な情報を持つ民間企業)の立場でインテリジェンス及びサイバーセキュリティに携わってきました。(私の詳細なプロフィールなどはこちらの過去記事をご覧...