VDPとは【用語集詳細】

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サイバー脅威インテリジェンスサービスCognyteVDP(Vulnerability Disclosure Program、脆弱性開示プログラム)は、主にインターネットに接続された組織・企業のWebサイトやシステムに対して、外部のセキュリティ・コミュニティやホワイトハッカーから脆弱性の発見報告を受け取る窓口を運用する仕組みです。このプログラムでは、広く脆弱性に関する報告を受領し処理するにあたり、対象スコープ(範囲)や対象脆弱性、法的な通知事項、報告方法、受領の際の対応や褒賞金といった内容を規定します。
VDPの活用により、組織内で見落とされていたセキュリティ上の欠陥等を改善し、安全性を強化することができます。

VDPは自社で運営する方法の他、バグバウンティ・プラットフォーム等を利用して管理を行うことも一般的です。

バグバウンティやVDPといった窓口を設置しない場合、脆弱性を発見した外部リサーチャーからの通報に対し適切に対応できず、第三者Webサイト等で(対応の不備とともに)一方的に開示される、あるいは脆弱性が放置されたまま攻撃者に悪用される等のリスクが生じます。 

一部の組織や機関では、Vulnerability Disclosure Policyの名で同種のプログラムが運用されている例もあります。


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