【ブログ】ボーダーレス時代における脅威アクター監視の重要性(5/16)
サイバー脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte | 2025年5月 今日の急速に進化するデジタル環境では、孤立したハッカーや組織化されたサイバー犯罪グループから、イデオロギー的なハクティビストや国家支援の工作員...
SOMPO CYBER SECURITY
STORMOUSは、ターゲット組織のネットワークに侵入した後、ファイルを窃取・暗号化し、自身のリークサイトでデータをアップロードし身代金を要求する二重恐喝ランサムウェアです。
2022年のロシアによるウクライナ侵攻に前後して活動を活発化し、Contiランサムウェアにならい、ロシアへの支持を表明するとともに、ウクライナおよび西側諸国をターゲットに活動することを宣言しました。
これまでにウクライナ外務省やゲーム会社大手Epic Games、コカ・コーラ、ベトナム企業等を攻撃し、データを盗んだと主張しています。ただし一部の専門家は、STORMOUSが実際に攻撃したわけではなく、ダークウェブに以前から出回っていた流出データを再利用しただけの詐欺ではないかと疑っています。
STORMOUSは現在Telegram上で活動を行っており、現在も大手日系メーカーや日系電機メーカーの欧州子会社をハッキングしたと主張し、機密データの一部を公開しています。
過去には、Telegramチャンネルの購読者に対し次のターゲットを投票させたことも報じられています。
セキュリティベンダーの解析によれば、STORMOUSは標的ネットワークに侵入後、Pastebinのようなオープンソースのリソースを経由してペイロードを配送し、ファイル暗号化などを行います。
Telegramで活動するサイバー犯罪者・組織については、こちらでさらに詳しく紹介しています(Cognyte Threat Landscape)。
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皆さん、こんにちは。 SOMPO CYBER SECURITYで上級研究員を務めるマオール・シュワルツ(Maor Shwartz)です。 私は来日する以前から現在までの10年近く、軍(イスラエル国防軍8200部隊)と民間(インテリジェンスを扱う専門企業や機微な情報を持つ民間企業)の立場でインテリジェンス及びサイバーセキュリティに携わってきました。(私の詳細なプロフィールなどはこちらの過去記事をご覧...
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