レジリエンスとは【用語集詳細】

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脆弱性診断サービスレジリエンス(Resilience)は、日本語では、「回復力」「復元力」などと訳される概念です。心理学などでの用法と区別するため、サイバー・レジリエンス(Cyber Resilience)と呼ぶこともあります。
サイバーレジリエンスとは、サイバー攻撃等を受けた情報システムが、機能低下を被ったとしても中核となる機能を維持する能力、またそうした攻撃や障害に備え、速やかに復旧する能力を指します。
サイバーレジリエンスの実践は、システムの開発から運用、組織体制、業界団体や国家による取り組みまで様々です。
米国国立標準技術研究所(NIST)は、システムエンジニアリングの観点からサイバーレジリエンスを実践するためのガイドラインとしてSP800-160 Vol2「Developing Cyber-Resilient Systems」を刊行しています。
また、2022年現在、欧州議会はソフトウェア・IoTの開発・製造者に対しより強力なセキュリティ対策を義務付ける「サイバーレジリエンス法」の制定に取り組んでいます。


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