Mimicとは【用語集詳細】

カテゴリ
用語集 
タグ
ランサムウェア  用語集  用語集:英数字記号  用語集:M  サイバー攻撃・ハッキング 

SOMPO CYBER SECURITY

B!

脆弱性診断サービス

Mimic(ミミック)は2022年6月頃から活動が観測されているランサムウェアです。
このランサムウェアを調査したTrendMicro社のレポートによれば、Mimicのソースコードの一部は、2022年にリークされたContiランサムウェアのコードを流用しています。

Mimicはフィッシングメールに添付された実行ファイルを通じて、標的のシステムを侵害すると推定されています。
広く使われているフリーの検索ツールEverythingAPIを利用し、ファイルの数え上げや暗号化を行う挙動を有しています。
また、UACのバイパス、Windows DefenderWindows Telemetryの無効化、システム復元の無効化、スリープモードやシャットダウンの無効化といった妨害・検知回避機能を搭載しています。

2024年1月には、トルコ系のハッカーグループがMSSQLサーバーを標的にMimicランサムウェアによる攻撃を行っていることが報じられました。



関連記事

(4/17更新有)Palo Alto Networks製品の脆弱性に対応してください(悪用中)

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年4月 2024.4.17追記本記事公開後、当該脆弱性の悪用条件等の更新が行われています。最新の情報はP...

ハクティビストによるDDoS攻撃サービスInfraShutdownの利用

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年3月 先般、自称ハクティビストグループであるAnonymous Sudanが新DDoS攻撃サービス「I...

Beastランサムウェア | マルチプラットフォーム対応のRaaS

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年2月 2024年2月、ロシア語のダークウェブ・フォーラムXSSにおいてBeastランサムウェアの宣伝投...

親ロシア・グループの日本への攻撃(2024年2月)

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年2月 2024年2月19日、親ロシアのハクティビスト・グループであるNoName057(16)が自身の...