AiTM攻撃とは【用語集詳細】

カテゴリ
用語集 
タグ
用語集  用語集:英数字記号  用語集:A  サイバー攻撃・ハッキング  ネットワーク 

SOMPO CYBER SECURITY

B!

脆弱性診断サービスAitM攻撃は、Adversary-in-the-Middle攻撃の略です。中間者攻撃とも表記します。
攻撃者は機器同士のネットワークの中間に入り込み、標的の通信が攻撃者の保有するシステムを通過するように操作します。このようにして、攻撃者は標的の通信を窃取することができます。
プロキシサーバを利用し、ユーザーとWebサイト間のセッション情報を窃取し、多要素認証を迂回する等の事例が確認されています。

ダークウェブマーケットでは、AitM攻撃機能を備えたフィッシングキット(PhaaS)が販売されており、セキュリティベンダーが警告を発しています。著名なキットにEvilProxyがあります。

(2024.2.14)本記事を閲覧いただいた方からのご指摘を受け、誤字を修正いたしました。ありがとうございます。
誤 EvirProxy
正 EvilProxy



関連記事

(4/17更新有)Palo Alto Networks製品の脆弱性に対応してください(悪用中)

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年4月 2024.4.17追記本記事公開後、当該脆弱性の悪用条件等の更新が行われています。最新の情報はP...

ハクティビストによるDDoS攻撃サービスInfraShutdownの利用

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年3月 先般、自称ハクティビストグループであるAnonymous Sudanが新DDoS攻撃サービス「I...

Beastランサムウェア | マルチプラットフォーム対応のRaaS

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年2月 2024年2月、ロシア語のダークウェブ・フォーラムXSSにおいてBeastランサムウェアの宣伝投...

親ロシア・グループの日本への攻撃(2024年2月)

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年2月 2024年2月19日、親ロシアのハクティビスト・グループであるNoName057(16)が自身の...