スワッティングとは【用語集詳細】

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脆弱性診断サービススワッティング(Swatting)は、ゲーム配信プラットフォームなどで行われる嫌がらせの一種です。
攻撃者は、警察にいたずら電話をかけることで、警官やSWAT(機動隊)を出動させ、配信者宅を襲撃させます。
オンライン配信プラットフォーム大手Twitchでは、特定の人種や性的少数者などを対象に、スワッティングをしかけることが問題になっています。
過去には、出動した警官隊が無実の配信者を射殺する事件も発生しており、対策が求められています。

元々はオンラインゲーマーや配信者に対する嫌がらせとして行われていましたが、近年は大手企業の経営層や取締役会メンバーに対するスワッティング行為が増加し問題となっています。攻撃者は企業のWebサイトやダークウェブから上級管理職に関する個人情報を収集し、警察を出動させていると考えられています。
ランサムウェア・グループの一部は身代金を獲得するための脅迫手段の1つとしてスワッティングを行っています。

2023年12月、米サイバーセキュリティ当局CISAのディレクターであるJen Easterly氏が、何者かによって虚偽の通報が行われ自宅に警察が駆け付けたことを明らかにしました(外部リンク)。



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