サーバーサイド・テンプレートインジェクションとは【用語集詳細】

カテゴリ
用語集 
タグ
用語集  用語集:さ行  用語集:さ  サイバー攻撃・ハッキング  脆弱性 

SOMPO CYBER SECURITY

B!

脆弱性診断サービスサーバーサイド・テンプレートインジェクション(Server-Side Template Injection、SSTI)は、Webアプリケーションに利用されるテンプレートエンジンに対してユーザーが不正な入力を行うことで、サーバー側テンプレートにおける悪意あるコードの埋め込みや任意のコード実行を可能にする脆弱性です。
Twig、ColdFusion等のWebアプリケーションフレームワークや統合開発環境、あるいはCMSでは、テンプレートエンジンが静的なテンプレートと動的なデータを組み合わせる事でWebページを生成します。
攻撃者は自らの入力値をデータではなくテンプレート構文として注入することで、悪意ある動作を引き起こすことを可能にします。

サーバーサイド・テンプレートインジェクションはWebサーバーにおける任意のコード実行を可能とするため、非常に重大度の高い脆弱性となります。



関連記事

日系自動車メーカーへのアクセスを販売する趣旨のダークウェブ投稿

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年5月 2024年5月1日、ロシア語のダークウェブ・フォーラムにおいて"murava"と称する脅威アクタ...

(4/17更新有)Palo Alto Networks製品の脆弱性に対応してください(悪用中)

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年4月 2024.4.17追記本記事公開後、当該脆弱性の悪用条件等の更新が行われています。最新の情報はP...

ハクティビストによるDDoS攻撃サービスInfraShutdownの利用

脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2024年3月 先般、自称ハクティビストグループであるAnonymous Sudanが新DDoS攻撃サービス「I...

脆弱性診断ツール「WEBスキャナー」の比較・検討プロセス

2021年7月 イスラエルにあるSOMPO Digital Lab Tel Aviv内に発足したサイバーチームが発信するニュースレターを紹介します。今回のニュースレターでは、Webアプリケーションスキャナーを比較・検討する際に、実際に用いた手順を紹介します。 Max Cohen@SOMPO Digital Lab Tel Aviv | 2024年2月 記事に関するご意見・お問い合わせはこちらへお寄...