【WP】2024年我が国における認証情報の漏洩実態調査
昨年度に引き続き、SOMPO CYBER SECURITYでは、日本企業が晒されているサイバーリスクの現状を把握するという観点から、技術パートナーであるKryptos Logic, LLCと共同で認証情報漏えいの実態に関する調査を実施しました。昨年度同様の業種別の統計に加え、今年度は漏洩した認証情報がどのようなWebサイトやサービスで利用されていたかも分析しています。ご一読の上、皆さまの日頃のセキ...
SOMPO CYBER SECURITY
スパイウェア(Spyware)とは、コンピュータに不正に侵入し、コンピュータ内の情報をユーザーが気づかないうちに収集し、外部に送信するソフトウェアのことです。マーケティングや需要調査のため、正規のプログラムに同梱され、ユーザーが訪問するWEBサイトの情報などを顧客企業に送信するものもあります。また、悪質なものの場合、スパイウェアの開発元にユーザー名やパスワード、クレジットカード情報などを送信するものもあります。
一般的なサイバー犯罪者が用いる単純なマルウェア形式のものとは別に、専門のIT企業が提供する高度なスパイウェアも存在します。
イスラエルの企業NSO Groupが外国政府・公的機関向けに販売していたPegasusスパイウェアは、iPhoneのゼロデイ脆弱性を利用し、標的ユーザーに気づかれることなく通信を盗聴する機能を持っています。こうしたスパイウェアは、ゼロクリック攻撃あるいは「クリックレス(Clickless)」と呼ばれる手法を利用していました。
Pegasusスパイウェアを用いた、国家機関によるジャーナリスト暗殺、野党政治家の監視などが明らかになり国際問題となっています。
他に、Cytrox社が開発するPredatorスパイウェアが、エジプトやギリシアの情報機関に利用された疑惑等も報道されています。
各国による商用スパイウェアを用いた人権侵害がスキャンダルとなった事態を受けて、アメリカ合衆国は2023年3月に大統領令を発行し、情報機関・法執行機関を含む連邦政府機関の商用スパイウェア使用を禁止しました。
昨年度に引き続き、SOMPO CYBER SECURITYでは、日本企業が晒されているサイバーリスクの現状を把握するという観点から、技術パートナーであるKryptos Logic, LLCと共同で認証情報漏えいの実態に関する調査を実施しました。昨年度同様の業種別の統計に加え、今年度は漏洩した認証情報がどのようなWebサイトやサービスで利用されていたかも分析しています。ご一読の上、皆さまの日頃のセキ...
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