・ピア・トゥ・ピア(Peer to Peer、P2P)とはネットワークの形式の1つです。ピア・トゥ・ピアでは、2つのコンピュータがどちらもサーバとクライアントの役割を持ち、分散されたネットワークを形成します。中枢となるサーバが存在せず、ノード(node、結節点)と呼ばれる各コンピュータががそれぞれ通信を開始することができるため、ネットワーク障害に対する冗長性を有しています。また、ネットワークにおけるルーティングを複雑化し、匿名性を提供することができます。 ピア・トゥ・ピアネットワークは、かつてオンラインでのファイル共有において用いられ発達しました。 現在は、LINEやSkypeなどのメッセンジャー・SNSや、Bitcoinなどの暗号通貨においてこの技術が使われています。