CPEとは【用語集詳細】

カテゴリ
用語集 
タグ
セキュリティ対策  用語集  用語集:英数字記号  用語集:C  規格・基準 

SOMPO CYBER SECURITY

B!

サイバー脅威インテリジェンスサービスCognyte

CPE(Common Platform Enumeration)は、共通プラットフォーム一覧といい、情報システム、ソフトウェア、パッケージ、ハードウェア、アプリケーションに対する統一された命名規則です。
脆弱性管理・測定・評価を自動化するための基準であるSCAPが提供する命名法の1つです。

統一リソース識別子(Uniform Resource Identifiers、URI)を用いることで、脆弱性管理の際の、資産特定といったITマネジメントを自動化することを可能にします。

CPEが定義する命名規則は以下のとおりです(バージョン2.3)。

例:Microsoft Internet Explorer 8.0.6001 Beta
[種別=""a"",ベンダー=""microsoft"",プロダクト名=""internet_explorer"",バージョン=""8\.0\.6001"",アップデート=""beta""]

さらに、名称マッチングによる比較の際には以下の値が用いられます。

wfn:[種別=""a"",ベンダー=""microsoft"",プロダクト名=""internet_explorer"",バージョン=""8\.0\.6001"",アップデート=NA,エディション=NA,言語=""en\-us""]

CPEは現在、NISTによって維持整備されており、辞書検索機能の提供や、CPEの追加問い合わせ対応を行っています。



関連記事

【ブログ】中堅企業向けサイバー脅威インテリジェンス活用ガイド ~導入時や運用の懸念を払拭~(4/28)

皆さん、こんにちは。 SOMPO CYBER SECURITYで上級研究員を務めるマオール・シュワルツ(Maor Shwartz)です。 私は来日する以前から現在までの10年近く、軍(イスラエル国防軍8200部隊)と民間(インテリジェンスを扱う専門企業や機微な情報を持つ民間企業)の立場でインテリジェンス及びサイバーセキュリティに携わってきました。(私の詳細なプロフィールなどはこちらの過去記事をご覧...

【ブログ】AIの力を脅威インテリジェンスに活かす(3/14)

サイバー脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte | 2025年3月 今日のデジタル時代において、サイバーセキュリティはかつてないほど重要になっています。サイバー脅威の高度化に伴い、従来のセキュリティ対策では不十...

【サービス概要】Panoraysサプライヤーサポートパック(2/14)

当社はサプライチェーンリスク評価サービス『Panorays』の国内総代理店として、サプライチェーンにおけるサイバーセキュリティ対策の強化を提案してきました。本サービスは『Panorays』とサイバー保険をパッケージ化し、平時も、もしもの時も、またサプライチェーンの上流に位置する企業であるご契約者さまにも、登録サプライヤーにもサポートを提供し、サプライチェーン全体でリスクを最小化して、信頼性向上に繋...

【ブログ】自動車関連メーカーを攻撃するQilinランサムウェア(2/14)

サイバー脅威インテリジェンスサービスCognyteは、ダークウェブやTelegram、SNSなどから膨大な情報を収集し、情報漏洩や脅威アクターの活動を検知することによって、組織のサイバー・リスクを軽減させるサービスです。 Cognyte CTI Research Group@Cognyte | 2025年2月 2025年2月5日、Qilinランサムウェア・グループは、ダークウェブ上にホストするリー...