データダイオードとは【用語集詳細】

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脆弱性診断サービスデータダイオード(Data Diode)は、主に産業用システムすなわちOTの分野で採用されているセキュリティ技術です。
ネットワーク境界に、完全片方向性のダイオードを搭載した集積回路を設置することにより、不正な通信やデータ転送を遮断します。この性質から、一方向性ゲートウェイ(Unidirectional Gateway)とも呼ばれます。

使用例としては、信頼できるネットワークと信頼できないネットワークとの境界にハードウェアの形でデータダイオードを設置し、前者から後者への通信のみを可能にすることで、異なるドメイン間のセキュリティを確保するなどが想定されます。
データダイオードはファイアウォールと異なりネットワークを物理的に制御することから、サイバー攻撃に対して堅牢であるため、政府・軍関係設備や重要インフラでの利用が多くみられます。



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