Demi Ben-Ari@Panorays | 2020年12月23日
おそらく、既に皆さんはIT管理の製品を手掛けるSolarWinds社の製品を悪用した大規模なサイバー攻撃の話をニュースなどで耳にしているのではないでしょうか。近年のサプライチェーンを標的とした攻撃の中でも記憶に残る規模の攻撃と被害が報告されています。騒動がひと段落した今、何が起こったのか、そしてこれから取るべき対策をここにまとめます。
攻撃者グループは、ロシア人であると言われています。
簡単に言えば、ハッカーはOrionと呼ばれるSolarWinds社製のネットワーク管理アプリのアップデートにマルウェアを埋め込み、Orionユーザがアップデートを行うと感染するという仕組みです。その結果、米財務省、米国土安全保障省、米国のサイバーセキュリティ企業FireEyeなどを含む18,000に及ぶ組織が侵害された可能性があると考えられています。FireEyeでは今回の侵害により自社が開発した複数のレッドチームツールが盗まれたと公表しています。
今こそ、自己点検を実行する好機です。
よく考えてみて下さい。
全ての組織はSolarWinds社の製品の利用の有無にかかわらず、例外なくサプライヤを介した侵害の恐れがあります。つまり、重要なのは、組織がサイバーレジリエンスを強化し、インシデントに見舞われても即時回復を目指すためには何が必要かを理解することです。
SolarWinds社側の対応も含め、今回の事例からは多くのことを学ぶことができると考えています。
考慮すべき5つの重要な対策は次のとおりです: